廃棄パネル100%有価資源再生プロジェクトはじめました
プロジェクト開始の背景
販売するからには、最後まで責任を
2012年に固定価格買取制度(FIT)が導入されて以降、全国に加速度的に設置されてきた太陽光パネル。これらは製品寿命がだいたい25年〜30年とされており、FIT開始直後の太陽光パネルは2040年ごろに多く廃棄される恐れがあります。2040年に向け、太陽光パネルを廃棄する場所が必要とされています。
鈴木電設も、これまで1万件以上の太陽光システムの導入を行ってきました。これだけ設置してきた以上、最後の処置についても責任を負う必要を忘れてはなりません。そこでこのたび、太陽光の廃棄パネルを再資源化するプロジェクトをスタートさせました。
※ グラフは経済産業省 資源エネルギー庁より
鈴木電設の廃棄パネル処理の特長
専門スタッフが撤去作業
撤去時の扱いを間違うと、発火する恐れもある太陽光パネル。さらに、大きな力を加えれば割れるため、手作業で1枚1枚外す必要があり、重機での撤去はできません。つまりは専門知識が必要なのです。鈴木電設では、撤去時も専門スタッフが作業し、安全に太陽光パネルを取り扱います。
自社内に専用の機器を導入
太陽光パネルの処理には専門の機械が必要です。鈴木電設は、太陽光パネル専用の処理機器を自社内に導入。他社に処分依頼をすることなく、自社内での分解・処理が可能です。
埋立ごみにならず、再資源化
取り外した太陽光パネルのうち、まだ発電力がある程度残っているものは再利用します。廃棄する場合もアルミやガラス、シリコン部分をすべて分別するのが鈴木電設の特長です。多くの処理施設で埋立ごみとなっている太陽光パネルにおいて、これだけの処理ができるのは九州でも3カ所のみ(※)。有価資源再生をすることで「ごみゼロ」を実現しています。
※ 2024年7月現在
鈴木電設での廃棄パネル処理・有価資源再生のプロセス
同業種との業務連携も
九州各県の同業者からの持ち込みに対応
日照時間が長いことから、太陽光の導入量が多い九州地区。したがって廃棄パネルの量も他地域より多いことは明白です。専門の処理機器を導入した鈴木電設では、九州各県の太陽光に関連する同業者との協業も推し進めています。他社様が設置された太陽光パネルをお持ち込みいただければ鈴木電設で対応します。詳しくはお問い合わせください。
鈴木電設の再エネルギープロジェクト:廃棄太陽光パネルを有価資源に再生
「未来の熊本の子どもたち」のために責任を果たす
鈴木電設は、プロジェクト再エネ100宣言を進行中で、廃棄された太陽光パネルを100%有価資源に再生する取り組みを行っています。
これは、日本全国ですでに課題として取り上げられている廃棄パネルの処理に貢献し、責任を持ってサステナブルな思考で新しい資源に変えていこうという、私たちの目標とする持続可能な社会に不可欠な取り組みだと考えています。
この取り組みのように地域内循環を実現することで、子どもたちが生きる新しい時代のために、太陽光発電システムのリーディングカンパニーとしての責任を果たしていきます。
SDGs達成へ向かう、鈴木電設4つの取り組み
エネルギーをみんなにそしてクリーンに
太陽光発電システムの設置導入を通じて、クリーンエネルギーの幅広い普及に努めます。一般家庭から企業まで、年間400件の導入を目指します。
住み続けられるまちづくりを
省エネルギー・クリーンエネルギーの知識を住宅事業でもフルに発揮。CO2を排出しにくい次世代型住宅の普及拡大に尽力します。
つくる責任つかう責任
固定買取価格制度(FIT)の期間が終了したお客様に対し、蓄電池の導入をサポート。災害に強い暮らしを提案し、クリーンエネルギーの更なる可能性を追求します。
気候変動に具体的な対策を
国内で使用される電気は火力発電に大きく依存しています。太陽光発電システムの設置導入を通じ、年間1,600tのCO2排出量削減を目標としています。