担当：岩見

 

蓄電池を知るうえで、

「賢すぎてむしろコワイ！？」（もちろん、いい意味で！）

と驚いたことがあります。

 

それは、蓄電池のAI制御—

AI（人工知能）が組み込まれた機種の蓄電池は、

翌日の気象予報と、そのご家庭の日々の行動パターンから

「翌日の電気使用量」と「太陽光の発電量」を予想して

最適な充放電を実現してくれる、というのです！

 

例えば、翌日は休日で雨としましょう。するとAIは、

「日中十分な太陽光発電ができないなぁ、でも休日だから、

家族は在宅で電気の使用量が多くなるぞ」と予想…

すると、深夜など電気料金が安い時間帯にフル充電するよう

指示を出し、電気代まで節約してくれるというわけです。

ね、賢すぎてむしろコワくないですか（いい意味で！）

 

この機能は、〈災害の備え〉にも大きな役割を果たすのです。

お住まいの地域で気象警報が発令されたとします。

すると停電中に必要な残量がキープできるよう

自動的に蓄電池の充放電をコントロール。しかも、

警報が解除されると自動的に元の運転モードにもどるという賢さ。

他にも、地震情報や雷情報と連携するなど、

自ら災害に備えてくれるとはありがたく、心強いですよね。

 

しかし、気象予報は１００％当たるかといえば…

予報が外れると、ムダに電気を貯める、逆に貯めていない、

なんてこともあります。

AI制御はOFFにすることもできますが、

蓄電池最大のメリットである〈災害の備え〉の視点から

大いに活用すべき、とわたしは思います(^^)

 

 

次回は、太陽光発電・蓄電池のプロ目線に注目します(^^)/

 

 

 

 

 

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